なぜか日本ではまだあまり上り調子ではないダヴズだけれど、僕としては非常に思い入れの強いバンド。昨年のフジロックではホワイトの中盤での演奏となったが、あいにくの空模様もあってかオーディエンスのほうは乗りも(数も)いまいち。おそらくまァ、それは偏に彼らのパフォーマンスの質によるものでしょう。とにかく三人とも演奏中は微動だにしないのである。そのうえサングラスなんてかけてしまった日にはもう、こちらとしてはどうしていいかわからなくなってしまう。
最近ようやくiTMSにも登場したものの、こちらも依然数枚のシングルがダウンロードできるのみといった状況。まあそのほうがファンとしてはなぜかうれしかったりするわけだけど。 ところでこのバンドが僕の心をくすぐる理由のひとつとして、EPのロストサイド、所謂「B面曲」が非常にクオリティが高いということがあげられる。数年前までイケイケの(本当にそんなかんじ)ダンスユニットだった人たちとは思えないほどコアなギターロックの数々である。 郷愁をさそう「Eleven Miles Out」のほか彼らの作品のなかでは異質な程ドライでポップな「Hit The Ground Running」など、どれも彼らの世界をほりさげてくれる。前者はiTMSでもダウンロードできます。
by yuichikov
| 2006-06-17 19:52
| >Music
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